アシュケナージの引退理由&ピアノ演奏と指揮者 ショパン名曲集の発売

ウラディーミル アシュケナージ

ウラディーミル アシュケナージ

ピアニストで指揮者のヴラディーミル・アシュケナージが、2020年1月17日にコンサート活動からの引退を表明しましたね・・

彼の音楽活動からの引退は多くのフアンに衝撃を与え、引退を惜しむ声は多く、私自身も「アシュケナージの素晴らしい音色のピアノ演奏」の大フアンとして、とても寂しく残念な思いはあります・・

ただ、2022年7月6日に85歳になられたとのこと、体力的にも仕方がないのかナ~とも思いますが・・はたして引退理由は?

アシュケナージは、ピアニスト、そして指揮者としても、卓越した技術と磨き抜かれた音色で、デッカ・レーベルに数々の名盤を残してくれました。
フアンも長きにわたって、彼のピアノ演奏に親しんできたわけで、生演奏は聴けなくなるけど、これからも彼の演奏の素晴らしい音色をCDで堪能していきたいですね・・

今回は、彼のピアニストとしての輝かしい経歴や魅力、卓越した指揮者としての評価、アシュケナージのピアノ演奏の最新版の【ショパンの名曲集】のCD発売の紹介などをお届けしますね。

アシュケナージの引退理由

アシュケナージの引退理由は何だったのでしょうか?

アシュケナージは1970年代からは指揮者としても活躍し、徐々にピアニストとしての活動が減っていたところ、2020年1月17日には公の場での演奏活動引退を宣言したのですが・・

アシュケナージは、アイスランド交響楽団との公演で指揮者として来日した時、息子でピアニストのボフカさん(58)とのデュオコンサートを翌年の2019年5月に予定しているとの話の中で、

アシュケナージ自らの人生を振り返る言葉として、「私は自分の人生に感謝しています。与えられた才能を生かせたこと。そして、その限界を見極める力があったことにも」~と・・

この言葉は、何を意味するか、私が思うには、
自身の持てる才能と磨いた技術はすべて発揮することが出来て大満足している。自分の人生はとても幸せで感謝している。
目指したもの、やりたいことは、すべてやりつくして、もうこれ以上やれることは無いし、何の悔いもない。
年齢も重ねて、体力的にも限界が見えてきた。

ということではないでしょうか?

何と羨らやましいことではないですか・・
音楽家に限らず、自分の人生で、自身の持てる才能を100%発揮できて、世界からも才能を認められ、目指した目標も達成して、やりたいこと、やるべきことをすべてやり切って悔いは無い~なんていう人は、そうそういないのではないでしょうか?

ソビエト連邦出身のピアニストであるウラディーミル・アシュケナージは、20世紀後半の最も傑出したピアニストの一人といわれてます。

アシュケナージは指揮者としての活動を1970年頃から始めて、最初は冷ややかな目で見られていたようですが、次第に評価されはじめ、指揮者としてロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団と共演し、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団では音楽監督や首席指揮者も務めたのです。

ですから、アシュケナージはピアニストとしてはモチロン、指揮者としても素晴らしい実績を重ねていき、しっかりと高評価も受けて世界からも認めらてきたことで、心から満足していて悔いはないでしょうね・・

つまりは、引退理由は、自分の人生で、存分やりつくした満足感と、彼自身の年齢的な部分での限界を察知したことによる「引退表明」~ということではないでしょうか・・

一フアンとしては、アシュケナージに、
「長い間、素晴らしいピアノ演奏、音楽を届けて頂きありがとうございました。」
~と感謝の言葉を送りたいと思います。

また、他の巨匠といわれるピアニストに比べて、彼のフアンが多いのも、非常に気さくで親しみやすい人柄でもあった、ということもあるのかもしれませんネ・・

アシュケナージのピアノ演奏と指揮

 

アシケナージのピアノ演奏は、キラキラ輝く美しい音色で、20世紀後半の最も傑出したピアニストの一人といわれていますね。

アシケナージは小柄で、手も小さいにも関わらず、大男のラフマニノフがグローブのような大きな手で演奏しつつ作曲した、技巧的に極めて難しい作品の「ラフマニノフピアノ協奏曲第2番」や「ラフマニノフピアノ協奏曲第3番」なども、手の小さいアシケナージが、素晴らしい演奏をしてしまうなど、技巧的にも優れて、レパートリーも幅広く、彼のピアノ演奏は聴衆に大きな感動を与えてきたのです・・

アシュケナージは旧ソ連出身。1955年のショパン国際ピアノコンクールで2位に入賞し、1956年のエリザベート王妃国際コンクール優勝、1962年のチャイコフスキー国際コンクールでも優勝してます。

卓越したテクニックと磨き抜かれた美し音色で、ショパンやラフマニノフなど、ロマン派的な語法の楽曲で数々の名盤を残してくれました。

アシュケナージは1970年代からは指揮者としても活躍し、ベルリン・ドイツ交響楽団やチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者などを歴任し、2004年~07年、NHK交響楽団の音楽監督を務めました。

アシュケナージのピアニストとしてのピアノ演奏、そして70年代からは指揮者としても活動を始めましたが、<ピアニストと指揮者の両立>は、最初は冷ややかな目で見られていたようです。

だが、次第に評価されはじめ、指揮者としてロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団と共演し、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団では音楽監督、首席指揮者も務めるまでになるのです。

彼はエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝、チャイコフスキー国際コンクールで優勝をしていますが、その前に行われた1955年の第5回ショパン国際ピアノ・コンクールで18歳のアシュケナージが第2位という結果になったことが、波紋を呼んだのです!

アシュケナージの冴えた美しい音色と気迫に満ちた演奏は、圧倒的で誰もが1位優勝を予想してたと思われたが、結果は2位となり、これを不服とした審査員の1人であるアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリが審査結果にサインしなかったことで、アシュケナージの名が世界に知れ渡ったそうです。

第5回ショパン国際ピアノ・コンクールの順位については政治的要因が絡んでいたため、と言われています・・

アシュケナージのショパン名曲集

アシュケナージのショパン名曲集は、ピアノ演奏2枚組CDで、1枚はショパン名曲集で16曲、2枚目はラフマニノフやチィコフスキー、ベートーベンなどの名演14曲が収められています。

ショパンを聴くなら<鉄板>といわれる、完璧な美しい音色のアシュケナージのピアノ演奏を、ぜひご堪能くださいね!

モチロン、ラフマニノフやチィコフスキーなどは大得意でその演奏は素晴らしいものなので、こちらも大いに堪能し、楽しんでくださいね!

アシュケナージは指揮者もこなす多才のピアニストで、引退が惜しまれますが、生演奏を聴くことは出来なくなりましたが、彼の名演をCDで再現できることは嬉しいですよね!

【品番】 UCCD-41071~2

【JAN】 4988031514986

【発売日】 2022年07月06日

【収録内容】
[1]
●ショパン:
(1)ワルツ第1番変ホ長調op.18「華麗なる大円舞曲」
(2)夜想曲第2番変ホ長調op.9-2
(3)マズルカ第5番変ロ長調op.7-1
(4)練習曲第5番変ト長調op.10-5「黒鍵」
(5)即興曲第4番嬰ハ短調op.66「幻想即興曲」(遺作)
(6)練習曲第12番ハ短調op.10-12「革命」
(7)前奏曲第15番変ニ長調op.28-15「雨だれ」
(8)ワルツ第6番変ニ長調op.64-1「子犬のワルツ」
(9)舟歌嬰ヘ長調op.60
(10)スケルツォ第2番変ロ短調op.31
(11)夜想曲第1番変ロ短調op.9-1
(12)練習曲第23番イ短調op.25-11「木枯らし」
(13)ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op.35~第3楽章 葬送行進曲
(14)ワルツ第7番嬰ハ短調op.64-2
(15)練習曲第3番「別れの曲」
(16)ポロネーズ第6番変イ長調op.53「英雄」
[2]
(1)平均律クラヴィーア曲集第1巻~第1番 プレリュードBWV846(J.S.バッハ)
(2)2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448~第1楽章(モーツァルト)
(3)幻想的小品集op.3~第2曲(ラフマニノフ)
(4)ピアノ・ソナタ第21番ハ長調op.53「ワルトシュタイン」~第1楽章(ベートーヴェン)
(5)24の前奏曲~第5番ニ長調op.23-4(ラフマニノフ)
(6)「四季」op.37a~11月 トロイカ(チャイコフスキー)
(7)イタリア協奏曲BWV971~第1楽章(J.S.バッハ)
(8)ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調op.27-2「月光」~第1楽章(ベートーヴェン)
(9)ヴォカリーズop.34-14(ラフマニノフ)
(10)エリーゼのためにWoO.59(ベートーヴェン)
(11)ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調op.83「戦争ソナタ」~第3楽章(プロコフィエフ)
(12)ピアノ・ソナタ第8番ハ短調op.13「悲愴」~第2楽章(ベートーヴェン)
(13)トロイメライop.15-7(シューマン)
(14)組曲「展覧会の絵」~プロムナード(ムソルグスキー)
※[UHQCD]

 

まとめ

今回は、ピアニストとして、長期間にわたり、20世紀後半の最も傑出したピアニストの一人といわれ指揮者としても大活躍し、2020年1月に引退を表明した【ウラディーミル・アシュケナージ】について、引退の理由や、アシュケナージのピアノ演奏の魅力や、アシュケナージのピアノ演奏の発売CDの紹介などについてのお話でしたが、あなたは、「アシュケナージ」というピアニストをご存知でしたか?

今年85歳になられるというので、若い方はなじみがあまり無いかもしれませんね・・

でも、アシュケナージの冴えた美しい音色のピアノ演奏をCDで聴くことが出来るので、彼の珠玉の演奏を聴けば、きっとあなたもフアンになると思いますけどネ・・(^^♪

 

 

 

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