辻井伸行の生い立ち&ミニピアノで天才の兆し!動画並びに母の講演も

 

辻井伸行はどんな生い立ちだったのでしょう?

生まれつき全盲というハンディを持つ伸行さんが、ハンディをどう乗り越えて世界的天才ピアニストに育っていったのか?~とても興味深いと思いませんか?

母いつ子さんが、2歳のお誕生祝に買い与えた、おもちゃのピアノ「ミニピアノ」で、お母さんが口ずさんだ ”ジングルベル” を「教えもしないのに」両手で弾いていたのにびっくりした~と語っています。

ですが、もっと驚くことが・・「天才」はもっと小さい生後8か月の時に起こるのです!

そして数年後の子供時代の伸行さんが、世界に羽ばたいていく様子など、動画を参照して頂きたいのと、詳しくは、母いつ子さんが育て方についても講演で語っていますので、ご紹介しますね!

辻井伸行の生い立ち&動画

 

辻井伸行さんの生い立ちについて、天才ピアニストを生んだ土壌となった辻井伸行さんのご両親と家庭環境は、

お父さんは産婦人科のお医者さん、お母さんは元アナウンサー、という両親のもとに1988年9月に生まれ、現在33歳です。

辻井伸行さんは、生まれつき全盲というハンディを持ちながらも、動画にもあるように、スクスクと明るく育つのです。

生後8か月のころ、お母さんがかけたショパンの「英雄ポロネーズ」のCDに、反応するようになり、あるところにくると、寝ている脚をリズムにあわせてバタバタさせて喜んでいる、というのです。

ある日、このCDを頻繁にかけるようになって、擦り切れたのか音が飛ぶようになったので、新しいCDに買い替えてかけたところ、まったく反応しなくなったので、

なぜだろう?~とCDを良くみると、演奏者が前にかけてたのと違うことに気づき、前のは「ブーニン」だったので、「ブーニン」に買い直してかけてみたら、また、脚をバタバタとして喜こんでいたので、

「この子は、音を聞き分ける能力があるのだ!」と、とてもビックリされたそうです。

まだ歩くことも出来ないこんなに小さい赤ちゃんの時から、”この子はこんな才能があるのだ”と、天性の才能に気づいた瞬間であったし、親としてはとても嬉しかった、と云ってます。

そして、辻井伸行の母・いつ子さんは、伸行さんの全盲というハンディをものともせず、辻井伸行の天性の音楽的才能を見抜き、伸行さんのやりたいように、のびのびと育てたそうです。

ということで、全盲という生涯を持ちながらも、その生い立ちは、明るく前向きな母いつ子さんのもとで、とてもハピーな生い立ち、家庭環境だったようですネ!

辻井伸行の幼少のころからの参考動画ですので、見てみてください・・↓↓

 

辻井伸行が弾いたミニピアノ&動画

 

辻井伸行さんの母いつ子さんが、2歳のお誕生祝に買い与えた、おもちゃのピアノ「ミニピアノ」で、お母さんが口ずさんだ ”ジングルベル” を「教えもしないのに」両手で弾いていたのにびっくりした~と語っています。

おもちゃのピアノ「ミニピアノ」といっても、ちゃんと白鍵と黒鍵もあるし、まず目が見えないので、それも手で触れて認識した?のか、お母さんが歌う童謡を次から次へと、何と35曲も耳コピで覚えたそうです!

ピアノがどういう音階で出来てるなんて、まったくわからいはずなのに、おもちゃとはいえ初めてピアノというものに触れて、すぐに弾いてしまうなんて、考えられないことですよね・・
右手でメロディー、左手で伴奏をしながら、それも音外しなく正確に・・

このことからだけでも、やはり「天才」の兆しがあったのですネ!

そのころのことも含め、下↓の youtubeの動画  「辻井伸行 世界への道」で、辻井伸行くんの子供時代から、17歳で「ショパン国際ピアノコンクール」に挑戦するまでの様子が動画で描かれていますので、参照してみてくださネ! ↓↓

 

 

動画、いかがでしたでしょうか?

辻井伸行さんは、あるコンクールで優勝し、9歳の頃には、すでに音楽会で巨匠といわれる方たちが、驚きをもって彼の「天才」ぶりを認識して、サントリーホールでコンサートを開いたり、モスクワやニューヨークのカーネギーホールに招待されて演奏するなど、世界に向けてのスタートを切ったのです。

盲目のハンデイを感じさせない、辻井伸行くんの前向きな明るさと、恵まれた才能発揮のチャンスに恵まれて大きく世界に羽ばたいていく様子に、心から拍手を送り、応援したいと思います。

『大人になったら、人に感動を与えられるピアニストになりたい!』

との、ノブくんの言葉は、彼の純粋な心の現れで、とても共鳴し感動しましたネ・・

辻井伸行の母の講演

 

辻井伸行さんの母、いつ子さんは、「子供の才能を引き出す子育て」というテーマで講演をしてますので、youtube動画を見て頂ければ、と思います。

また別の講演がありますので、転載します。

【伸行は生まれたときから、目が見えません。
彼が誕生して視覚障害があるとわかったとき、私は絶望の淵に立たされました。
自分でもどうしていいかわからなかった。
深い谷底に突き落とされたようなショックを受けました。

クリスマスの時期に街中に飾られるクリスマスツリーを見て「この子は一生この美しい光景が見えないんだ」と涙が止まらなくなり、お座りやハイハイが健常者に比べて遅れがちなのを見ては「この子は生まれてきて幸せなのだろうか」とすら思ってしまいました。
隣近所に住んでいる同じ月齢の子供たちに比べ、すべての面で伸行の発達は遅れがちだったのです。

この先、どうなるんだろう……。そんな不安が重くのしかかる毎日でしたが、あるとき、ひとすじの「光」が見えました。
親がどれだけ「気づいて」あげるか、伸行が生まれて8ヶ月が経ったころのことです。まだ自分では首が持ち上げられず、ハイハイもままなりませんでした。

当時、わが家ではショパンの「英雄ポロネーズ」という曲をよくかけていました。
あるとき、伸行が全身でリズムをとりながら、
その曲に見事に合わせて足をバタバタさせていたのです。「ん?」

最初は単なる偶然かと思ったのですが、音楽に対して明らかに意思を持って聴いているのがわかります。
さらにその後、同じ曲であっても演奏家が異なると反応も違うことに気づきました。

主人は、「そんなのこんな幼い子供にわかるわけないだろ」と言っていましたが、その後に何度も反応を確かめ偶然ではないことがわかったのです。

この子には音楽の才能があるかもしれない!
私たち親子にひとすじの光が差し込みました!
今思えば、このときの「私の気づき」がその後、伸行が才能を開花させるうえで、大きなポイントになったと思います。

その後、数々の試練を乗り越え、伸行はプロのピアニストの階段をのぼっていきました。
伸行の成長の物語は、著書『今日の風、なに色?』『のぶカンタービレ!』に詳しく書きました。まだお読みになられていない方は、ぜひご覧くだされば幸いです。詳細はコチラ

伸行はあとあと雑誌のインタビューで、こう話していました。
「母は、僕が幼いころから目が見えないのに美術館に連れていって、 絵についてたくさん説明してくれました。今思えば、こういうことを経験させてもらったのが大きかった」】
(参考サイト:https://kosodate-hiroba.net/)

世のお母さん方、お父さんも、子育ての参考になったのではないでしょうか?

まとめ

天才ピアニスト辻井伸行さんの原点である、生まれつき全盲とのハンディがありながら、ご両親、とくにお母さんのいつ子さんが、伸行さんをどのように育てていったのか、

また、伸行さんの才能が生後8か月の赤ちゃんの時から芽生え、2歳のときには、ミニピアノで35曲の童謡を耳コピで覚えるなど、すでに天才の片りんが伺えますよネ!

ご紹介の「ミニピアノ」は河合楽器が製造した楽器で、いろいろ工夫を重ねた逸品です!

「2歳の誕生祝いに買う」~という方(親や祖父母)が激増してるようです!(笑)

親バカ、というのでしょうか?
それでも良いと思いますよ。自分の子供の才能探し、ですネ!(^^♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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